[2019.12.23更新]
| 耳を鍛えている人は歌もうまい?
いろんなタイプの生徒さんを受け持つうちに、そうだったのか!と思うことがいくつかありましたが、そのひとつが、”耳を鍛える”ということ。
”耳を鍛える” =聞こえなかったものが聞こえるようになる、聞き分けられる事
毎日のように歌を聞いていて、歌がない生活はありえない!という生徒さんであっても、耳が鍛えられていない場合もあります。
その原因はただひとつ、知識がない・気にしていないために、脳が認識していないから。
英語のリスニングでも、自分の知らない単語、認識していない発音は聞き取れなかったり、あいまいに聞こえますよね? 歌にも同じ事が言えるんです。
たったそれだけ、なのですが、とーーーっても大きな差となっていくのがこの聞き取る力。
耳を鍛えれば鍛えるほど、レッスンの内容もわかりやすくなったり、リズム感がよくなったり、音程がよくなったり、本当にいいことだらけなんです!
| やってみよう!チェックリスト
耳鍛力チェックリスト(該当するものを数えてみてください)
□ボーカルの息継ぎ(ブレス)が聞こえる
□なにかをしながらではなく、部屋でじっと音楽を聴く習慣がある
□自信のある歌マネの持ちネタがある
□歌詞を見なくても、なんとなく雰囲気で歌詞を覚えることが出来る
□テレビ番組でリップシンク(口パク)しているか、実際に歌っているか聞き取れる
□ライブに行ったりやライブ映像を見るとき、ついつい口や体の動きを見てしまう
□実声(地声)と仮声(裏声)(あるいはファルセット)が聞き分けられる
□歌を覚えるときは、吐息や歌いまわしなど細部まで完全再現するタイプだ (モノマネ・声マネではない)
□歌っているとき、ある楽器の音をヒント・ガイドにしている
□ハモリやコーラスがある場合、ハモリやコーラスを別々に聞き分けて、ボーカルに惑わされずにハモリやコーラスの部分だけを歌うことができる
□ボーカルの口の大きさ・口の広さ・口調を想像できて、それを再現できる
□ドラム・ベース・ピアノなど、ボーカル以外の音をひとつずつ別々に聞き分けられる
□ボーカルの特徴を掴んで、モノマネするようにオーバーに再現することができる
□ボーカルの声とひとつになるようにぴったり合わせるように自分の発声をチューニング・調整できる
□ボーカルの喉の位置、響きの位置、音を当てる位置などが声だけでだいたいわかる
【チェックの数】
1~3個――耳鍛力低めです。 ビシバシ鍛えたほうがいいかも?!
4~6個――耳鍛力は普通です。 音楽を志すならもう少しあったほうがいいかも。
7~10個――耳鍛力は高めです。 これからは耳鍛力の精度アップを目指しましょう!
10個以上――耳鍛力マスターです。 すごく繊細な耳の持ち主かも!ときどき息抜きにそのスイッチをOFFにして自分の声と向き合ってみては。
いかがでしたか。
チェック数が少なかった方、チェック項目のできそうな部分からでいいので、集中して聞いてみてください。
ひとつずつ聞こえるものが増えていくことで、自分の声の聞こえ方、歌い方にもきっと変化がでてきますよ!
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