[2019.12.23修正]
|体調管理不足でチャンスを逃す
歌い手は自分自身が楽器です。肉体だけでなく、感情や思考まであなたのすべてが楽器です。自分のからだを楽器として扱っていく者として、まずは喉のケアを今のうちから覚えておきましょう。日々の生活から注意しておくこと、それは、『自分のコンディションに敏感になること』です。
オーディション前日に風邪をひいてしまった。。。目の前に訪れたチャンスをみすみす逃す人は、運が悪いとも言えますが、ほとんどの原因があなたの管理不足にあると言えます。厳しいようですが、あなたが歌えなかったおかげでチャンスを掴む人がいることを忘れないでください。
|自分のコンディションに敏感になるために徹底しておきたい5つの習慣
|睡眠不足はわかりやすく声に出ます
深い睡眠をとっているかどうかが声に一番わかりやすく現れます。自覚症状だけでなく、聞いている人でもわかるくらいにはっきりと。
普段から睡眠が浅い人、ショートスリーパーの人は寝る前にぬるいお風呂につかったり、しっかり寝られる環境を整えてあげましょう。また、いびきや歯ぎしり、無呼吸症候群など睡眠時のメンテナンスも忘れずに。 マウスピースを作ったり専門外来に相談しましょう。質のいい睡眠は、精神的にも安定するので声の色も変わってきます。
|間違ったクセを何度反復しても喉を傷めるだけ
カラオケに行って、むやみに高い声を叫ぶように歌って、2曲でガラガラ・・・なんてやってませんよね?
自己流の間違ったフォームを100回やっても200回ひたすら練習しても、おそらく上手くはならないでしょう。野球にもバスケにもテニスにも 基本のフォームがあるように、歌にも基本のフォームがあります。正しいフォームをきっちり覚える練習に切り替えましょう。
|乾燥は季節に関係なく喉を襲ってきます
ノドの大敵、乾燥。 舞台の上はスモークが敷かれたり、照明で乾燥していたり、会場によって状況は変わります。
歌う時の呼吸のバランスが悪い人は、特にノドが乾燥しやすく傷めやすいです。寒い時期だけでなく、空調でも空気は乾燥しますし、また冷たい空気も湿度が低くなりがちです。普段からこまめに水分を取ったり、マスクをつけたり、喉周りを暖めておくクセをつけましょう。湿度に敏感でいることで、湿度の低いところが好きなウイルスも撃退できます。また寝るときが無防備になりやすいので、マスクだけでなく、部屋の湿度の調整も忘れずに。
|基本を制する者が世界を制する(芸術家・パブロピカソ)
基本中の基本ですが、意外とわすれがちなのが手洗い・うがい。つり革を触った手でスマホを触り、目をかいたり顔を触って、くしゃみを手で覆ったことを忘れておやつを食べる・・・危険です。歌う前だけでなく、普段からこまめに手洗いうがいをするクセをつけましょう。また、ウェットシートを持ち歩くのもアリですね。
|ドクターストップが出る前にシグナルに気づこう
そうはいっても、体調が悪くなるときはあります。こればかりはある意味、運だったりもします。
少しでも異変が起きたら駆けつけられる医院を持っておくと安心です。市販の風邪薬の中にはノドの乾燥が副作用に起こるものもあります。『歌を勉強していて、○日後にオーディションがあります』 と事情を説明すれば、それを考慮して処方してもらえるでしょう。症状がひどい場合は、ドクターストップがかかることもあります。 自分のからだが楽器であることを忘れないで。
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