| 第６弾はハスキーボイス男性アーティスト編
韓国では比較的多いとされるハスキーボイスが魅力のアーティストたち。第２弾でお届けした色っぽ♡ちょいハスキーが魅力の女性アーティスト編 に続いて、今回は男性アーティストをまとめてみました。
| オーディション対策にはこう使う
たとえば…
・デビュー志望の方は研究材料に
・自分の声色にあった課題曲を見つけたり
・オーディションで歌う曲にしてみたり
・事務所の傾向をチェックしたり
・カラオケで歌えそうな曲を見つけたり
・自分の好きな声色を探したり
|イム・ジェボム（임재범）
韓国では知らない人はいない、この人
デビュー30周年を迎える、太くハスキーで男性的な声とすぐれた歌唱力で、圧倒的なカリスマで韓国歌謡界の伝説的な歌手。カリスマを持ちながら、謙虚で、優しさと悲しさと深みのある目が特徴的。メディアに出ることが少なかったイム・ジェボムでしたが、MBCの人気番組「私は歌手だ」に出演し、優れた歌唱力で圧倒的な人気を獲得しました。代表曲であるゴヘ（告解）は、アイドルやアーティストが多数カバーするだけでなくカラオケで禁止曲とされるほど。
| ムン・ミョンジン(문명진)
10年という無名時代から一夜にして注目された”R&Bの教科書”
2001年にデビューするもなかなかその実力が世に出ることがなかった無名時代を経て、2013年、人気音楽バラエティ『不朽の名曲』に”R&Bの教科書”という修飾語をつけて出演。ヘバラギという名歌手のカバー 悲しいだけじゃないでしょう(슬픔만은 아니겠죠) を披露し、一夜にして視聴者の注目を集め、以後しばらく『不朽の名曲』にひっぱりだことなる。自身の曲ではWe Were In Love (잠 못 드는 밤에) がカラオケの定番となるなど、根強い人気のあるアーティスト。
また、BTSのブイ（V）との交友からSNSが鳴り止まなくなったエピソードも。
| Park Won (박원)
自称”無感性”歌手 実話に基づく歌が人気に
2008年ユジェハ音楽コンテストで大賞を受賞。2010年ワンモアチャンスというデュオでデビュー。2015年にソロデビューし、OSTなどに多数参加。代表曲『努力』『AllOfMyLife』が爆発的人気に。歌手活動と並行して、ラジオDJ（2018年から人気番組KISS THE RADIOのDJ）、ソウル芸術総合実用学校 実用音楽芸術学部兼任教授、セハン大学実用音楽学科兼任教授を務めたり、TWICE<SIGNAL>収録曲 SOMEONE LIKE MEの作詞を手がけるなど、多岐にわたって活動中。ソンミがJYPから移籍したMake Us エンターテイメント所属。
| ホガク(허각)
人生を逆転させた韓国のポール・ポッツ
長く父子家庭で育ち、換気扇の修理工をしながら夢だけは失わなかった彼は、小さいイベントで歌を歌いながら生計を立てていた。2010年 オーディション番組『スーパースターK2』に出演し、”一番教科書的な歌唱でバラードを歌う挑戦者”という評価を受け、優勝はホガクだろうという視聴者からのたくさんの応援を受け、とんでもない競争率を勝ち抜き、優勝。代表曲は『バカだ』『Hello』ほか。2019年、２年間の甲状腺がん治療を終えて復活。歌手ホガンは双子の弟。Apink所属のPlan Aエンターテインメント所属。
| イ・ホンギ(이홍기)
元祖バンドアイドル FNCの功労者
所属事務所、FNCエンターテイメントが現在の地位に来たのは彼のおかげといってもいいほどアイドルバンドの先駆けとして君臨するFT ISLANDのフロントマン。子役時代に歌った姿を見て、現在の事務所社長がスカウト。練習生生活を経て2007年FT ISLANDのボーカルとしてデビュー。音楽のみならず ドラマ、 映画、ミュージカル、MC、ラジオDJからバラエティまで消化できる万能エンターテイナー。デビュー後の陰のたゆまぬ練習と活動で、ハスキーな歌い方もますます自然で改善が見られると、10年間の変化映像が出るほど。ハスキーな人が苦手とするファルセットも堪能で柔らかい歌でも消化できる鋼の喉の持ち主。日本語も堪能でONE OK ROCKなど日本人の友人も多数。
| オヒョク(오혁) Of ヒョゴ(HYUKOH／혁오)
絶大な影響力と立ち位置を持つ若者のあこがれ
1993年生まれ。秀逸なロックサウンドと青春を代弁する感覚的な歌詞で人気のヒョゴのリーダー。バンドボーカルではあるが、黒人音楽に傾倒していたことからどんなジャンルにも合う個性的なボーカルの持ち主。デビュー以前から歌が上手だとうわさが立った少年で教会バンドで名前を揚げた中学生時代に音楽で食べていくことを決心。反対する家族を説得させるために YG, SM, JYP オーディション受け、全てに合格。SMに至ってはカメラテストまで通過したとか。ソウルで生まれてすぐ父の仕事で中国に移民、20歳大学入学のために韓国に帰国したため、英語と中国語が堪能。ハングルより英語で歌詞を書くことがラクで、韓国人でありながら韓国語に不慣れで、韓国に故郷がない切なさを英詞でつづった I Have No Hometown は隠れた名曲。さまざまなブランドとデザイナーの服をミックスマッチさせ、かなりのビッグサイズの衣装を着ることで自分のアイデンティティを見せることからファッショニスタとしての支持もあり、非凡な芸術観を持っているアーティストと言われる。
IUとの共演も話題に。
| K.will
コーラス・ガイドボーカル時代から実力はお墨付き
2000年代中後半で名実共にトップクラスのボーカリストとして界隈では有名だった。デビュー前、アカペラグループをして活動しながら、東方神起やFlyToTheSkyなどのコーラスやガイドボーカルを経て、2005-2007年はBigHitに所属、その後BigHitからStarShipへ主力歌手として移籍。2007年デビュー曲はJYP作詞作曲、当時絶大な人気のJYP所属グループWonderGirlsとの共演など相当な寵愛を受けた。 ‘Love 119’でメロン週間チャートと音源チャート１位にあがり人気に。2009年発表の２集[그립고 그립고 그립다]で音源強者としての立ち居地を確固たるものにした。バラードの限界を超え、多様なジャンルの音楽に挑戦し、多数のドラマOSTはヒット連発、現在もヒット曲をきっちりと出し、音源でもバラエティでも愛される歌手。
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